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日本の手紡機 再生(なるといいな)の話

  • Day:2017.09.13 13:09
  • Cat:道具
スピニングパーティーでは、たくさんの道具屋さんが出店されています。
道具好きとしては、一つ一つ見て歩くのも楽しみの1つ。


今回、8日 搬入の時に頂いたきつつき工房さんの冊子
毎年楽しみにしています。もう10冊目
th_1709きつつき年報

ホテルに戻ってじっくり読んでいると
この年報のこの記事 何々〜。吉田ssフライヤーって!!!
私の名古屋の手紡機に似てる。
とりあえず話を聞こう!!と 9日朝 お忙しいところを呼び止めて立ち話。
th_1709吉田ssフライヤー
ちなみに 私の手紡機はこちら
th_1709名古屋手紡機
似ているところは ボビンに巻きとる時に振りが付いているところ。
<この振りがあるっていうのがミソなんです>

きつつき工房さんのお話では、畳んでしまった機屋さんからパーツを引き継いでいるそうなのですが、1つすでに生産されなくなってしまったパーツがあるため 組み立てられない・・そうなのです。
実は、私の手紡機も手前の黒いプラスチックのパーツが最後の1つで・・あとのパーツはまだあるのに組み立てられないという同じ現状。 これって日本の伝統産業が消えてゆく一番の原因。 どうにかならないのかなぁ〜。

そんな思いを胸に 9日仲間と錦糸町の清真料理「東京穆斯林飯店」(トーキョームスリムハンテン:羊肉の串が美味しいです)での夕食時、
お伊勢さんでは、街全体で伊勢神宮をお守りする仕事が残っている・・・という話を聞いてビックリ。
そうなんだね。文化 伝統を守るってみんなでやらないと・・・という いつもにはない教養のあるお話になりました。
たまにはするのですよ。ちゃんとした話。
日本の藍と世界の藍の話とかも話題になったし・・・。

そしていつもの話へ・・・
「下村ねん糸さんの電動のアレ見た?」
アレを見ていない私は「何々〜アレって何?見てない・・・明日見て何だったか確認してLINEする」という情報係を引き受け
翌10日 レクチャーの終わったお忙しい下村さんに「電動のアレ」を見せて頂きました。


th_1709高速フライヤー

昨日、きつつき工房に伺った吉田SSフライヤーの実物でした。
ヒャ〜〜〜欲しい!!
でもよく見ると ボビンが小さい・・・。
そうなんです。これは絹用だそう。残念。
しかし 希望の光 下村ねん糸さんは・・・いつか(一応来年目安とおっしゃっていましたが)ウール用も考えますとおっしゃってくださいました。是非 是非 。

海外の紡ぎ車は少し前まではフライヤーにはフックが付いていました。
最近はスライダーの物も多くなりました。

日本の手紡機は、真綿を紡ぐことから始まっているからでしょうか、
細い糸は振りが付いていないと切れた時糸が隙間に入り込んでわからなくなってしまいます。
そのために手紡機は振りが付いているのかなと思います。
せっかくの技術 日本の手紡機としてどこかで生産してくれたらいいのに。


ボビンを支えている軸が前後して糸を振って巻き取る構造になっています。
th_1709 高速フライヤー糸振り

絹を紡がない私には振りの付いている手紡機はそんなに必要ないと思われるかもしれませんが
糸がスムーズに出るボビンでする双糸は本当に気持ちがいいんですよ。

今回のスピニングパティー。
昨日は人との出会いが嬉しかった会と書きました。
そして 道具との出会いでワクワクした会でもありました。
なんて 楽しいのでしょう。
古いけど新しい道具。再生されるといいですね。

きつつき工房さん・下村ねん糸さん
お忙しいところ 話におつきあいくださってありがとうございました。
私はとっても楽しかったです。

吉田SSフライヤーの情報を持ちの方は、是非きつつき工房さんへ。


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