[手織り工房タリフ]とのコラボ企画 『梳毛糸と 紡毛糸』 まとめ
- Day:2010.01.14 08:20
- Cat:紡ぎ
【なぜこの コラボ企画をする事になったのか】
昨年春に、turriffさんの チェック講習会に参加しました。
このチェック講習会はただ、チェックを織ると云うだけの講習会ではなく
糸のこと などあらゆる面から アプローチのある講習会でした。
その中でも 長年turriffさんがこだわり続けていらっしゃる 梳毛糸と紡毛糸。
前回は、市販の梳毛糸と紡毛糸をturriffさんが

織り比べた布 がサンプルとして付いてきました。(画像)
今年は新たにまた講習をされる事になり、このサンプルを 『同じ羊で同じ番手の糸で 』で比較してみたい。という話から 私が糸を紡いで turriffさんが織る。というコラボが始まりました。
まずは送っていただいたフリースを広げました。
今回 フリースの情報は何もないっと最初1/4のBlogに書きましたが、
片づけをしていたら、送っていただいた袋の端に
ポンタさんのフリースの採点表があったのをみつけました。
turriffさん~~すみません m(_ _)m
わぁ~^、私のフリースの見方の採点が出来る 怖い!と思いつつチェックしてみると

1頭分であること
フリースの重さが1.8kgだったのが 出荷時 0.9kg
(かなりソーティングで ベリーの部分がはずされている)
12~15ヶ月の仔(ホゲット)
56s
当っていた~~~ 面目躍如 よかったぁ~。
ホント ホッとしました(笑)
56sまではわかりませんでしたが、
「梳毛糸と紡毛糸の番手をそろえて同じ太さの糸」…と云うのが今回のミッション!
梳毛糸は、細くなるのはわかっていたので、
この毛質なら私が楽しく紡げる紡毛糸の細さは6番手かな…と当りをつけた。
まず 梳毛糸は、グリージーから紡いで 糸を洗ったが なかなか脂が落ちず… 5.5番手 (脂がスッキリ落ちたら 6番手になるはず… なって~~)
紡毛糸は、5.95~~~おしい! 四捨五入で6番手(強がり)
自分の技量と毛質の選別が出来るようになっていて、かなり嬉しい
より止めをして かせを休めます。
左側 梳毛糸 右側 紡毛糸



左 梳毛糸5.5番手 右 紡毛糸5.9番。 見た目は紡毛糸が太く見えますが 実は細いのです。
紡毛糸は、空気を含んで 膨らんでいるので 太く見えます。
この違いが糸を紡いでいて 楽しいところ。
編物では、紡毛糸と梳毛糸の違いを試してみる事は何度もあるのですが、織りでは当然 初めて。
この先は、糸を渡して turriffさんが織って違いを見せてくださるでしょう。凄く楽しみで ドキドキします。
とりあえずの私の ミッションは終了。
しかしながら、この 梳毛糸 番手を合わせるために太めに紡ぎましたがこれは、このチェビオットがなりたがる 梳毛糸の太さではないような気がするので もう一度紡ぎなおしします。
それはそれで かなり楽しみ。
もうしばらく チェビットと戯れます~~
そうそう 紡毛糸と梳毛糸 紡ぎ車もボビンの大きさも違っていたのに
出来上がった糸の量が97g
こういう風にシンクロしたりすると ちょっと嬉しかったりすます。(笑)
お教室の宣伝。
梳毛糸と紡毛糸をちゃんと紡ぎ別けてみませんか?
興味のある方は、一度クラスに遊びにいらしてくださいね。(笑)

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