アシュフォード トラディショナル をメンテする

  • Day:2010.07.04 16:10
  • Cat:道具
私が始めて手にした 紡ぎ車は、アシュフォードの トラディショナルだった。
白木ではなくて、ラッカー塗りだったような… すっかり忘れてしまっている ソレぐらいちょっと昔の話。

1992年の東京湾南部地震の時 倒れた本棚の下敷きになり フライヤーが折れてしまって、泣く泣く処分した 。
当時は、フライヤーだけ 交換すればOKだったなんて 情報を全く知らなかったため 処分してしまったけど その後、その事をどれだけ悔やんだ事か。

もう一度 トラディショナルのオーナーになりたいっと思ってはいたけれど、
その当時の物 もしくはもっと古いタイプの 車輪がシンプルな トラディショナルを探してズッと待っていた。
トラディショナルは量産されている紡ぎ車なので、知り合い関係から、「セカンドユーザーを探して」とお願いされる事も多く、今まで何台もメンテをしたり、お仲人したりしたけど、私自身の手元にとどまる車はなかった。

今回 縁あって うちに来る事になった トラディショナル。
1980年代製の 塗装仕上げのトラディショナル
塗装がしてあると云うだけで 白木やラッカーに比べて高くて 買うのを断念した記憶がある。
縮 塗りの紡ぎ車

前の所有者の方は、声楽のリサイタル?時の舞台小物として購入されたまま 保存していたという 癖もない 超 極上のもの。

フライヤーの軸の部分に錆が出ていて ボビンが回りにくくなっていたので
錆おとし錆おとしの綿
アサヒペンの「ピカピ缶」 缶の中入っている綿で 磨く。(この缶は古い装丁です)
結構 刺激が強いので、私はピンセット、ゴム手を付けて。これ必須!!
そして、磨いた軸にホワイトワセリンをタップリ塗って終了。

よく、何処にオイルを塗ったら良いの?と聞かれるのですが、参考になるのはこちら
ashford の本家サイト
Spinning Assembly Guides の traditional をクリックして 組み立て図P13 を参考に。
私は、オイルのマークのところに オイルを(シリコンを紡ぐ前にスプレーすることもあります)
蝋燭のマークのところは ホワイトワセリンをタップリ塗る。

話はそれますが…
『オイル切れのトラディショナル 良く見かけます。blog見てくださっている方々のトラディショナル 油切れ起こしていませんか?オイルが切れると 嫌な音もします。錆の原因にも。湿気の多い季節 見直してみてくださいね~。』

そして 古いトラディショナル の象徴(ちょっとオーバーだけど)
ジョイント
ぺタルと 車輪を回すロッド部分をつなぐ 革のジョイント。
さすがにコレは カラカラに乾いて切れてしまっていたので、新しく付け替えました。
革の部分には、ラナパーがオススメ。 硬くも柔らかくもなり過ぎない革用のオイル。
良くTVの通販で売っています。

今回は、コンディションの良い紡ぎ車だったので メンテナンスもコレぐらいで、終了。

メンテの調子を見ながら コリデールを1ボビン紡ぎました。
コリデール
トラディショナルは、とってもシンプルな紡ぎ車。ベアリングなど入っていないので踏み加減は 他の紡ぎ車に比べて重いと感じるかもしれませんが、私には、それがとってもあっている。軽くないので スカスカ踏めないから
ゆっくり踏んで ゆっくり紡ぐ。
久しぶりに トラディショナルで紡いで、「やっぱり 好きだな~」って思ったのでした。


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Comment

こんにちわ!!お久しぶりです。

私と同じトラディショナルで紡いでいるのですね。私もゆっくり、ゆっくりの人ですからこれが合っているみたいです。
大きい物を織る時は電動の方が速いかな?と誘惑に駆られるのですが・・・・。
相変わらずのんびりやっています。
  • 2010/07/05 16:37
  • yu_ma_ba_3
  • URL
こちらこそ ご無沙汰しています~。

え! 500gの真綿も トラディショナルで紡がれたのですか?凄い!

私の場合は、電動の紡ぎ車でもギュ~~ンとは紡げなくて しょっちゅう 止めて紡いでいるので、電動でもリズムは変わってないのかもしれません。きっと おなんじですよ(笑)
  • 2010/07/07 21:33
  • baru
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