ミルキーチップを考える

  • Day:2016.06.24 22:20
  • Cat:紡ぎ
前回のブログで話題にした ミルキーチップ。

ミルキーチップとは、ホゲットにあるお母さんのお腹の中の羊水に浸っていた毛の先っぽが尖って固まっているもの。
大人の毛の毛先の汚れとは違います。
ホゲットで製作するときはこの処理をする手間が一つ増えるという事なのです。

洗ったフリースに残ったミルキーチップ
1606ミルキーチップ

コームしても歯の間をすり抜けてしまいます。
無視してそのままハンドカードすると、赤丸の中のようなゴミが中にちぎれて入ってしまいます。
1606コーム毛先_edited-1

という訳で 目のとても細かい櫛で梳くか、ハサミでチョンチョン切る必要があります。
それはとっても大変な作業です。
↓ハサミで切り落としたミルキーチップ
1606毛先

こんなに綺麗になりました。
1606下処理済み

この作業の手間を考えるとアーリーショーンは魅力的ですね。

野呂ロービング 双糸&より止め中

  • Day:2016.05.06 22:16
  • Cat:紡ぎ
昨日紡いでいた「野呂ロービング」を双糸にしました。

1605野呂枷あげ
グラデーションに作ってあるロービングなので なるべく杢糸にならないように長さを合わせて紡ぐのがポイント。
かなりいい感じに紡げています(自画自賛!!)

枷あげしてより止めをしました。
野呂の糸と同様 水に通すと柔らかくなります。
単糸ではないので腰のないダラっとした糸にはなっていません。
それが一番良かった点かもしれませんね。


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「野呂ロービング」 を紡いでみるの巻

  • Day:2016.05.05 20:43
  • Cat:紡ぎ
先日NYのお土産でもらった野呂のロービング。

新宿オカダヤで見かけるものより少々小ぶりの100g 
でも状態はとってもいい感じです。
th_1605野呂ロービング

糸状のものを出してみるとこんな感じ
このままでも編めそうだけど そこはやっぱり紡いでみたい。
単糸ではなく双糸で。
th_1605野呂ロービング糸

結構短い毛 ネップが多くストレートの糸にはならない。
色の濃いところはやっぱり痛んでいる。
メーカーさんの糸も色が濃いところはこんな感じになるのだなぁ〜って納得。
ボビン2つにまとめました。
明日 双糸にします。色変わりがうまく出ますように!

th_1605野呂ボビン2

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ヤクの話

  • Day:2016.04.14 10:12
  • Cat:紡ぎ
th_1604ヤクトップコート

最近やっと(ここ3年ぐらい)話の合う美容師さんと出会えたので同じ美容院に通うようになりました。

髪は悩みの種。自分では手のつけられない広がるくせっ毛。
ずっと縮毛矯正をしているのだけど、4時間も鏡の前に何もしないで座っているなんて…拷問だ!と思いつつ諦めていたのです。

歳を重ね少し髪の腰が無くなってきた(涙)
「ショートボブにしたら縮毛矯正をしなくてもいいかもしれないね。」と言われ
4時間から40分ぐらいに美容院滞在時間が短縮したので気軽に通えるようになった。

気軽に通うようになったので色々おしゃべりをする。
前はこのおしゃべりも4時間は・・面倒くさかったのだけど まぁ40分と思えば何て事無い。
人の心の持ち用なんてこんなものか…と今更ながら反省したり。

担当の美容師さんとは1番の話題は道具と染色(ここでもか❣️ってツッコミは無しで)

ココからが本題 ヤクの話
人の髪も羊毛もタンパク質です。温度をかけなければ染まりは悪いという話や酸性染料だということ。
直接染料は落ちが早いということなどなど。

そして以前聞いてはいたのですが、髪を染める染料のサンプル染用の毛はヤクの毛を使うそうです。
ヤクの毛?あの茶色の?って思ったのです。
私たちスピナーが使うヤクの毛は、ヤクの毛のアンダーコート(内側のフワフワの毛)ですが
髪の染サンプル用はヤクのヘヤー(外側のストレートな毛) 毛の構造が人とヤクの毛が似ているので脱色したものを使用するそうです。
白髪の毛質が似てるのかぁ〜っとやっぱり面白いと思いました。
th_1604ヤクの毛

毛足の長い アルパカスーリを紡ぐ

  • Day:2015.12.08 22:09
  • Cat:紡ぎ
昨日、無事にall about the wool X終了いたしました。

今回、アルパカプロジェクトに参加させていただきました。
アルパカの出処は…、淡路島のアルパカという事で詳しい話は伺ったかもしれないのですが、
詳細は忘れてしまいました(汗)

*アルパカプロジェクトは、淡路島の牧場?からアルパカを頂く代わりに作品作りをしながら、良かった点、気付いた点、改善を望む点、などを提案するというものです*

とにかく、国産アルパカのスーリです。

アルパカの毛の脂は、強くありませんが、砂埃をたっぷり吸った土汚れ。
厄介な土・砂汚れです。

今回は200gでチャレンジです。

アルパカと、羊は毛のタイプが違うので、同じように洗っては、
汚れは落ちません。少し手がかかります。
とにかく砂を落とすためにあれこれ、アレコレ考えて工夫。
先ずは、砂を振り落します。一緒懸命に振ります。
この作業を怠ると…あとあと悲劇です。
このあと、私はウールではあんまりやらない毛先の汚れを指先でモミモミ洗います。
やりすぎると、フエルト化するので塩梅よく。

脱水したら、広げて干しますが、ウールのように塊にならない毛質の部分もあるので
飛ばないよう気を使います。
この時点で総量は200g弱

今回の淡路島のスーリは、せっかく毛足が長いのにセカンドカッツが多くとっても残念でした。
房のまま紡ぎたかったのですがステープル全部を広げてセカンドカッツを外し 解毛してしまいました。
コレはホントに残念。コームしてピカピカの梳毛糸のスーリの糸を目指していたけど、解毛してしまったので
ドラムカーダーをかけることに変更。

しかし!ドラムカーダーにかけると繊維が飛ぶ飛ぶ!!
マスクをして、セカンドカッツを外してかなり減ったアルパカをカーディング。
およそ 120gのバッツになりました。 
減った80gは・・・ドラムカーダーの下に砂埃と共に落ち、空中に舞い、ショートドラムにビッチリと巻きつき 大きなドラムの目の底にもへばりついています、私の服についてあちこちに運ばれて行った物もあります。
歩留り悪すぎます・・・

このバッツを紡いで双糸したら105gになっていました(涙)
また 減りました。
でも光沢があって柔らかい糸です。弾力はほとんどありません。

ミテーヌを編む!と宣言しましたが・・・スヌードになりました(笑)

th_1511アルパカボビン

th_1511アルパカ糸


1512アルパカショール_edited-1
編み上げたスヌードは、糸にまだ少し汚れがあったので、縮絨兼ねてかなりしっかり洗い起毛させました。
搬入の時はまだ湿っていて💦
ハンガーカバーも生成りにしてしまったので、画像ではわかりませんが、
レース模様の入っているスヌードです。


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ナバホ撚りの糸 ゴリゴリになっていませんか?

  • Day:2015.07.16 21:48
  • Cat:紡ぎ
Tokyo Spinning Party 2015のワークショップで使っていただく糸を紡いでいます。
いくつものサンプルを作りながら、
「ボスニアンクロッシェに編み地に合う糸はなんだろう」とずっと考えてたどり着いた紡ぎ糸です。


色の出方を活かすためにナバホ撚りにしました。
th_1506ナバホ紡ぎ

撚りはしっかり入っているのに、ゴリゴリにならないふっくらとした糸です。
th_1506ナバホ糸2

まだまだ 足りません。夏は講習用の糸紡ぎに追われそう〜。
th_1506ナバホ糸1

今回、スピニングパーティーでのワークショップでは、
ボスニアンクロッシェの楽しい編み地の提案によるポーチを作りますが、
せっかくなので、作品な合う糸作りについても短い時間 レクチャーをいたします。
テーマは、ナバホ撚り
ゴリゴリにならないナバホ撚りの紡ぎ方のポイントを聞きに来てくださいね。


お申し込みは 7月21日(火曜日)午前10時から事務局HPこちらです。
詳細は「〜羊飼いのあみ物〜手紡ぎ糸で編む巾着」 をご覧ください。


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久しぶりにナバホプライで糸作り

  • Day:2015.04.10 21:06
  • Cat:紡ぎ
今年の4月は日照時間がとっても少なかったようですね。
私は、ほぼ‥太陽電池で動いているのでお日様が出ないと元気が出ません。
お日様が恋しいです。

秋に向けて色々試行錯誤の最中。
私はあまりやらない‥ナバホプライでの糸作り。
次回の作品がナバホプライが一番合いそうなので地味〜に練習しています。

マダラ染めにした羊毛を色別に分けてカードかけ
th_IMG_3276.jpg

単糸の写真を撮り忘れました。
ナバホプライ 撚りを強めに入れてしっかりした糸作り。
th_IMG_3345.jpg

撚りを強く入れてもバランスの良い糸を作りたい。
th_IMG_3348.jpg

玉巻き 黄色〜水色のグラデーションの糸の完成です。
th_IMG_3349.jpg

これでサンプルを編み 再度撚りの加減を調整します。





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ラフィアを績む 糸車再生のための序曲

  • Day:2015.03.13 00:13
  • Cat:紡ぎ
1503糸車の軸受け

↑糸車のここの部分を修理するために本当は竹の皮が欲しかったのですが、自宅近辺で購入できなかったためとりあえず、持っていたラフィアで糸を作ってみることにした。

ラフィアを撚りながら績んで単糸(単糸っていうのか?)
1503ラフィア単糸


初めは機結びしていたのだけど、そのうち面倒になったので結ばずに繋げ、
双糸に撚り合せ かなり縄っぽくなってきました。
1503ラフィア双糸


最終的にこんな感じです。
1503ラフィア双糸出来上がり


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国産アルパカ(スーリー)をいただく 紡ぎレッスンは<紡毛糸>

  • Day:2015.01.18 00:08
  • Cat:紡ぎ
2015年 紡ぎレッスンが始まりました。
ハンドカーダーが苦手〜とか
紡ぎ方が難しい〜とか 
みなさん色々おっしゃいますが、だいたい3回目のレッスンで『あ!」っと何かを掴まれるようです。
軽い暖かい紡毛糸 たくさん紡いでくださいね。
IMG_2864.jpg

アルパカの話。
アルパカの種類は大きく分けて2種類あると言われています。
CMでおなじみのモフモフのアルパカは、「ワカヤ」
毛の長さが短く柔らかくて 質の良いものはウールのような美しいステイプルがあります。
もう1種類は「スーリー」とか「スリ」
毛の長さが長く、モヘアのような光沢がある。毛は少し太い

さて‥このところ国産アルパカ付いているSさん。
昨年の今頃、Sさんが知り合いの高校の先生から依頼されていただいたアルパカを
レッスンOBメンバーで洗い方からウールとのブレンドなど検討会をやりました。
その時の様子はこちら

今年は、その先生の紹介で他のところからのアルパカが届きました。
なんと今回は(スーリー)
とっても紡いでみたかったので、すごく嬉しい〜。
IMG_2863.jpg

紡いでみたら やっぱりモヘアみたい!
IMG_2862.jpg

何を作ろう〜

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